書寫山圓教寺に参詣しました

摩尼殿
「西の比叡山」と呼ばれる書寫山圓教寺(書写山円教寺)に行ってみました。

圓教寺(えんぎょうじ)は、兵庫県姫路市の書写山(標高370m)の山上に開かれた寺院で、天台宗の別格本山だそうです。

中世には、比叡山、大山とともに天台宗の三大道場と称された巨刹で、皇族や貴族の信仰も篤く、訪れる天皇・法皇も多かったといいます。

現在は「書写山ロープウェイ」を利用して参詣する人が多いみたいですが、徒歩で参道を登るのも何となく御陰がありそうな気がして、今回最も一般的な東坂参道を登ってみました。

東坂参道~仁王門

東坂参道

東坂参道
参道脇にありました

参道脇にありました
紫雲堂跡展望広場

紫雲堂跡展望広場

※参道は、書写山の東側に置塩坂参道、南側に東坂参道、許可車両なら車も通れる西坂参道、そして西側に六角坂参道及び刀出坂参道、北西に鯰尾坂参道があるようです。

東坂参道はとても歩きやすい道で、見晴らしもよく快適でした。途中にある紫雲堂跡展望広場からは姫路市内が一望できました。

※現地の紫雲堂跡の説明板には、~~この地に「紫雲堂」と呼ばれるお堂があった。圓教寺開基性空上人がここにたなびく紫雲を見て登山修業された事にちなんだもので、長く参詣者に親しまれた休み堂の跡地である。~~とありました。

西国三十三観音像

西国三十三観音像
仁王門

仁王門

ロープウェイ山上駅のところから少し歩いたところに志納所があり、そこで志納金(入山料?500円)を納めて入山し、慈悲の鐘のところから右側の西国三十三観音像が並んだ参道を進んでゆくと仁王門がありました。

仁王門~摩尼殿

摩尼殿

摩尼殿

仁王門を入ってしばらく木々の中を歩いていると右手に壽量院が見えて来ました。壽量院では予約をすれば精進本膳料理を幻の書寫塗りを使用していただくことができるみたいです。

さらに進んでいくと左手に宿泊や昼食(幕の内弁当、精進料理など)ができるという圓教寺会館がありました。

そして、十妙院のところを過ぎて坂を下ると摩尼殿のところに出ました。

摩尼殿

摩尼殿
摩尼殿の内部

摩尼殿の内部

摩尼殿は、近代の再建だそうですが、伝統様式による懸造(舞台造)の壮麗な木造建築で、とても素敵でした。

はづき茶屋

はづき茶屋

昼食は、摩尼殿の近くにある「はづき茶屋」でいただきました。

ここは、予約不要だし、庶民的なメニュー(うどん、そば、おでん、おにぎり、ぜんざい、抹茶、コーヒー、甘酒など)で入りやすいのか、結構賑わっていました。

三つの堂

摩尼殿のところから左(北西)に進んで、三つの堂(大講堂、食堂、常行堂)のところへ行きました。

大講堂

大講堂
大講堂(右)と食堂(左)

大講堂(右)と食堂(左)

大講堂は、圓教寺の本堂に当たる堂で、お経の講義や論議が行われる学問と修行の場だそうです。室町時代の建物というだけあって、その佇まいから歴史の重みが伝わってくるようでした。

食堂は、修行僧の寝食のための建物だったそうですが、長さ約40メートルという二階建ての長い建物で、現在1階は写経道場、2階は寺宝の展示に使われているようです。

食堂内部の展示

食堂内部の展示
常行堂

常行堂

常行堂は、ひたすら阿弥陀仏の名を唱えながら本尊を回る修行をするための道場だそうです。

書寫山圓教寺では、「ラストサムライ」「駆込み女と駆出し男」「NHK大河ドラマ 軍師官兵衛」その他多くの映画やドラマのロケがあったそうですが、この三つの堂の辺りでのロケが多かったみたいです。(「黒衣の刺客」などは摩尼殿でも撮影されたとか)

奥の院

護法堂拝殿(左)と開山堂(中央)

護法堂拝殿(左)と開山堂(中央)
開山堂軒下の彫刻

開山堂軒下の彫刻

圓教寺奥之院の中核となる開山堂は、圓教寺開山の性空上人をまつる堂で、軒下の四隅にある左甚五郎作と伝えられる力士の彫刻のうち西北隅の一つは、重さに耐えかねて逃げ出したと言う伝説があるそうです。

散策~下山

金剛堂付近

金剛堂付近
書写山ロープウェイ

書写山ロープウェイ

あとは、金剛堂付近を散策したりして、一千年の法灯を保つ古刹の雰囲気を存分に楽しみました。下山はロープウェイを利用しました。

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